エンジニアの能力についての米国資格

PE(プロフェッショナル・エンジニア)

  • キャリアアップに有利
  • 実力やレベルを証明
  • 国際業務に有利

公的資格

試験難易度 本文等ご参照下さい 年齢制限 年齢制限なし
学歴 大学卒程度以上 実務経験等 実務経験が必要

アウトライン

こんな資格・仕事

プロフェッショナル・エンジニア(PE)は、全米試験協議会(NCEES)の試験に基づく米国の公的な資格です。この制度の目的はエンジニアの能力を客観的に評価することで、100年以上の歴史があります。現在、米国では全州で取り入れられ、州ごとに審査と登録がおこなわれています。ほとんどの州で技術を必要とする重要な業務に担当者のPEライセンスを求めています。
一次試験にあたるファンダメンタル・オブ・エンジニアリング(FE)試験に合格し、一定の実務を経験、二次試験であるPE試験に合格するという流れで資格を取得します。日本と米国、どちらでも受験はできますが、日本での試験に合格して得られるのはNCEESの合格証だけで、ライセンスは発行されません。PEとして仕事をするには、合格ののちにアメリカの州のいずれかで登録することになります。日本では、特定非営利活動法人 日本PE・FE試験協議会が試験を実施しています。なお、日本の試験では、解答用紙の記入方法は日本語で説明されますが、試験開始後は英語の使用が原則で、解答も英語でおこないます。

職場・収入

工学系の業務を手がける職場、特に、海外での業務が多い企業や、外資系企業などが対象となるでしょう。日本国内の業務で求められることは少ない資格ですが、海外のプロジェクトで必要とされたために取得するケースもあるようです。

将来性

アメリカでエンジニアとして働く場合には、必要になる資格です。また、アメリカ以外の国でも、この資格をもったエンジニアを求められることがあります。国際的な舞台で活躍したい技術者にとっては、選択の幅が広がる資格といえます。

受験資格(年齢制限、実務経験)

学歴と実務経験が必要です。

【FE試験(一次試験)】

FE試験は、4年制の工学系大学を卒業しており、工学士(Bachelor of Engineering)またはBachelor of Science in Engineeringの学位を取得していることが必要です。

【PE試験(二次試験)】
・FE試験の合格
・工学分野での4年以上の実務経験があること(米国では、複数人の推薦状が必要)

なお、日本での試験は、日本在住であることも条件になります。また、日本で合格した場合でも、推薦状は登録の際に必要となります。

試験の概要(科目、試験方法、免除規定等)

試験内容

FE試験、PE試験とも四者択一の筆記試験がおこなわれます。

米国と日本のどちらでも受けることができますが、試験は同じルールでおこなわれます。午前4時間と午後4時間にわかれて実施されます。

【FE試験(一次試験)】
基礎学力の知識を問う試験です。出題範囲は、工学一般(数学、化学、電気、静力学、動力学、材料力学、流体工学、熱力学、土木、工学経済、倫理、環境など)となります。午前120問、午後60問出題されます。

【PE試験(二次試験)】
専門分野工学の実践を問う試験です。午前40問、午後40問出題されます。

なお、2018年より、PE試験のChemical EngineeringがペーパーテストからCBT(Computer Base Test)に移行します。詳細は公式サイトを参照してください。

費用

出願料、受験料が必要です。
【FE試験】
出願料:22,000円(一 般)、17,000円(大学4年生、大学院生)
受験料:250ドル
【PE試験】
出願料:35,000円
受験料:350ドル

受験地

FE試験:Pearson VUEテストセンター 東京(日比谷)、大阪(梅田)
PE試験:東京
米国での開催については、公式サイトを参照してください。

難易度

最近の試験結果は以下のとおりです。
(2016年)【FE試験】 受験者数 179名、合格者数 132名、合格率 73.7%
(2016年10月)【PE試験】受験者数 44名、合格者数 28名、合格率 63.6%

スケジュール

FE試験 随時
PE試験 年2回

受付:前年11月・6月上旬、試験:4月・10月、合否:6月下旬・12月下旬
米国での開催については、公式サイトを参照してください。

お問い合わせ

◎特定非営利活動法人 日本PE・FE試験協議会
〒107−0052 東京都港区赤坂2−10−17 石原ビル2F
TEL:03−3583−8781(平日11:00〜17:00)
URL:http://www.jpec2002.org/


◎米国での試験情報
全米試験協議会(NCEES)
URL:http://www.ncees.org/

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