小児看護、精神看護、訪問看護など高度な専門化が進む

看護師

  • 医療・福祉で働く
  • 社会に貢献
  • 就職・転職に有利

国家資格

試験難易度 B 年齢制限 年齢制限なし
学歴 特定の養成機関への入学 実務経験等 実務経験は不要

アウトライン

こんな資格・仕事

看護師は、厚生労働省が試験をおこなう国家資格(業務独占資格)です。看護師は、ケガや病気の患者や妊産婦の療養上の世話をしたり、医師の診療の補助などの役割を担います。患者にいちばん身近な存在であることから、最近では看護師独自の観察力や判断力が重視されています。薬剤師、臨床検査技師、診療放射線技師などの他の医療職種との「チーム医療」の中で全体の「つなぎ手」のような役割を果たします。また、患者や家族の療養上の不安を取り除き、心のケアをしていくことも大切な役割です。
准看護師は、医師、歯科医師または看護師の指示に従って、補助的な業務をおこないます。国家資格ではなく、都道府県知事免許になります。
なお、看護師として働いている人数は1,103,913人、准看護師は、372,804人となっています(2013年度)。

級・レベル・上位資格

国家資格ではありませんが、公益社団法人 日本看護協会では看護師を対象として、看護の特定分野ごと(救急看護や訪問看護、かん化学療法看護など)に熟練した看護技術と知識を持つ人材を認定看護師とする制度のほか、専門看護師、認定看護管理者などの制度を実施しています。

職場・収入

病院や診療所といった医療の現場のほか、介護・福祉、教育・研究、保健、産業看護師などの幅広い分野で看護師が活躍しています。学校の保健室に勤務する養護教諭、産業看護師などの例もあります。
看護師の勤務先は病院が約74%、次いで診療所が約12%に対し、准看護師は、病院が約44%、診療所約33%、介護保険施設等約18%となっています(2012年度末時点)。規模の大きな病院では看護師が多く、小規模な医療施設や介護保険施設での担い手は准看護師という全体的な傾向が見られます。給与面でも、准看護師は看護師よりも低く抑えられています。

将来性

看護師の仕事は専門化と多様化が進んでいます。大学院の修士課程で学び、がん看護、小児看護、老人看護、精神看護、急性・重症者看護、慢性疾患看護などの「専門看護師」の資格を取り、臨床の現場で指導的役割を果たすこともできます。また、特定の分野での長年の経験を生かして、「認定看護師」の資格を取る人もいます。将来は、アメリカの制度にならい、一部の治療行為や薬剤の処方などができる「特定看護師(仮称)」の導入が検討されています。
介護の分野では、独立開業のチャンスがあります。現場でケアをしながら訪問看護ステーションなどの経営や介護職の教育・指導に携わる人もいます。

受験資格(年齢制限、実務経験)

所定の養成機関で決められた課程を修了という学歴、または所定の資格・実務経験と学歴の組み合わせといった条件があります。

<看護師>

・文部科学大臣の指定した大学卒業(または見込み)または3年以上修了。学校、厚生労働大臣の指定した看護師養成所を卒業(または見込み)。
・3年以上の実務経験があり、指定大学、指定学校又は指定養成所で2年以上修業する など
<准看護師>
文部科学大臣の指定した学校で2年所定の学科を修める、都道府県知事の指定した准看護師養成所を卒業する、文部科学大臣の指定した学校において3年以上所定の学科を修める など。

また、外国での免許を持っている場合などにも受験資格があります。詳しくは公式サイトを参照してください。

試験の概要(科目、試験方法、免除規定等)

試験内容

筆記試験がおこなわれます。
<看護師>
試験科目:人体の構造と機能、疾病の成り立ちと回復の促進、健康支援と社会保障制度、基礎看護学、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学、在宅看護論、看護の統合と実践
<准看護師>
試験科目:人体の仕組みと働き、食生活と栄養、薬物と看護、疾病の成り立ち、感染と予防、看護と倫理、患者の心理、保健医療福祉の仕組み、看護と法律、基礎看護、成人看護、老年看護、母子看護および精神看護

費用

<看護師>
受験手数料:5,400円
<准看護師>
試験手数料:6,900円

受験地

<看護師>
北海道、青森県、宮城県、東京都、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県
<准看護師>
各都道府県で実施されます

難易度

2016年度におこなわれた第105回看護師国家試験の結果は以下のとおりです。
受験者数 62,154名、合格者数 55,585名、合格率 89.4%
(うち新卒者)受験者数 56,414名、合格者数 53,547名、合格率 94.9%

スケジュール

<看護師>
年1回。

受付期間:11月下旬〜12月中旬、試験:2月中旬、合格発表:3月下旬(例年)

<准看護師>
各都道府県に問い合わせてください。
(東京都の場合)年1回。例年2月に実施されます。

お問い合わせ

◎厚生労働省 医政局医事課試験免許室
〒100−8916 東京都千代田区霞が関1−2−2
TEL:03−5253−1111
URL:http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/

◎職能団体
公益社団法人 日本看護協会
〒150−0001 東京都渋谷区神宮前5−8−2
TEL:03−5778−8831
URL:http://www.nurse.or.jp/

◎(東京都の場合)
東京都福祉保健局 医療政策部医療人材課免許係(准看護師試験担当)
〒163−8001 東京都新宿区西新宿2−8−1
TEL:03−5320−4434
URL:http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/shikaku/

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