• e-資格&スキルガイド
  • 徹底比較!とるなら、どっち? VOL.8「ビジネス能力検定」VS「ビジネス・キャリア検定試験」

徹底比較!とるなら、どっち? VOL.8「ビジネス能力検定」VS「ビジネス・キャリア検定試験」 バックナンバーはこちら

日本だけでも1,000種類以上はあると言われている、資格・認定試験。
そして、その中には「この資格とこの資格ってどこが違うの?」と悩んでしまう、よく似た資格も、たくさんあります。
このコーナーでは、名前が似ていたり、分野がかぶっていたり、一見しただけでは、どこが違うのかわかりづらい資格を、さまざまなアプローチから、比較していきます!
第8回目は「ビジネス能力検定」VS「ビジネス・キャリア検定試験」
ビジネス・パーソンから注目を集める、2つの資格を紹介します。

どんな資格なの?

ビジネス能力検定:就職活動や新人教育に活用される ビジネス・キャリア検定試験:8分野に分かれた専門的な内容

ビジネス能力検定(通称:B検)は、ビジネスに必要な実務能力を客観的に評価する指標として、就職活動や企業の新人教育などにも活用されている試験です。社会人としての基礎的なスキルを評価する3級、仕事の実践力を評価する2級、管理職としてのマネジメント能力を評価する1級の3つのグレードから構成されています。
一方のビジネス・キャリア検定試験は、“仕事が出来る人材”を育成・評価するための唯一の公的資格試験。「人事・人材開発・労務管理」、「企業法務・総務」、「経理・財務管理」、「経営戦略」、「経営情報システム」、「営業・マーケティング」、「ロジスティクス」「生産管理」の8分野に分かれており、現在23の試験が実施されています。3級は係長クラス、2級は課長・マネージャー、1級は部長・ディレクター等を目指す人を対象にした高度な内容です(1級は現在、休止中)。

ビジネス能力検定、ビジネス・キャリア検定試験の特長

  ビジネス能力検定(B検) ビジネス・キャリア検定試験
認定団体 財団法人専修学校教育振興会 中央職業能力開発協会(JAVADA)
受験資格・年齢制限 とくになし とくになし
受験内容 ビジネスマナー、文書、ビジネスコミュニケーション、仕事の実践とビジネスツール、マネジメントの基本、組織とリーダーシップ等 人事・人材開発・労務管理・企業法務・総務、経理・財務管理、経営戦略、経営情報システム、営業・マーケティング、ロジスティクス、生産管理の各分野がある
試験地 1・2・3級:全国各地(学校など)
1級(2次):東京・大阪・福岡(平成23年度予定)
全国47都道府県
スケジュール 年2回実施(例年、7月、12月)但し1級は12月のみ 年2回実施(例年、10月、2月)
費用 1級:6,000円 2級:3,800円
3級:2,800円
2級:6,800円 3級:5,500円
合格ライン 原則60%の得点(但し、1級1次と2級は記述問題で原則40%以上の得点が必要) 得点率概ね60%以上で合格

出典:(財)専修学校教育振興会/中央職業能力開発協会(H23年5月現在)

どんな人におすすめですか?

ビジネス能力検定:3級は就活前の学生や、新入社員におすすめ ビジネス・キャリア検定試験:管理職をめざす人に役立つ内容

B検は専門学校・短大・大学の就職対策や、企業の教育プログラムとしても活用されています。
3級はこれから社会人になる学生や新入社員におすすめの資格といえるでしょう。2級は入社2〜3年程度で仕事の実践力をつけたい人、1級は入社5年程度からリーダーをめざす人におすすめです。
一方、ビジネス・キャリア検定は、企業における社員の実務スキルの評価や人材開発などにも利用されている試験です。自身の実務能力を証明したい人に最適なほか、これから管理職をめざす人や、転職を考えている人にも役立つ内容になっています。

難易度は?

ビジネス能力検定:1級のハードルは高いが、3級は8割が合格 ビジネス・キャリア検定試験:分野・試験により合格率が異なる

平成22年12月に行われたB検第29回試験の合格率は、1級16.0%、2級42.3%、3級80.9%で、グレードがあがるとともに難易度も高くなっています。ここ数年来、毎回の試験の合格率に大きな変化はありません。
一方、ビジネス・キャリア検定の合格率は分野により大きく異なります。平成22年後期の結果では、もっとも合格率が低いのが経営戦略2級の16%で、もっとも合格率が高いのが経営システム2級(情報化企画)とマーケティング3級の76%でした。

ビジネス能力検定の合格率の推移

出典:(財)専修学校教育振興会

平成22年度後期 ビジネス・キャリア検定の分野別合格率

出典:中央職業能力開発協会

どうやって勉強すればいいの?

ビジネス能力検定:まずは、過去問題や練習問題で腕試し ビジネス・キャリア検定試験:ガイドラインを確認し、標準テキストで学習

B検のWEBサイトで過去問題や練習問題が公開されているほか、公式テキストも販売されています。そのほか、専門学校、大学、カルチャーセンターなどでも試験対策講座が設けられているので、じょうずに活用しましょう。
ビジネス・キャリア検定試験の試験範囲についても、WEBサイトで試験基準・ガイドラインが公開されています。確認のうえ、刊行されている標準テキストや関係書籍を参考に学習するといいでしょう。また実施団体が通学・通信教育講座も開催しているのでチェックしてください。

取得後の活躍の場は?

B検、ビジネス・キャリア検定ともに、取得することで仕事が保障される資格ではありませんが、ビジネス・パーソンとして必要な知識を学習するためにも、有用な資格だといえるでしょう。まずは学生の間にB検3級を取得し、じょじょにグレードアップ、専門分野にあわせてビジネス・キャリア検定を受験するのが理想的です。B検1級、ビジネス・キャリア検定の2級以上を取得すれば、管理職として活躍できる実力を証明することができます。

POINT!

2011.6.30 up!

  • ビジネス能力検定
  • ビジネス・キャリア検定試験

バックナンバー

どっちコンテンツ

どちらを取得するべき?似ている資格を、さまざまなアプローチから、徹底比較!

PR