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徹底比較!とるなら、どっち? VOL.4「インテリアコーディネーター」VS「インテリアプランナー」 バックナンバーはこちら

日本だけでも1,000種類以上はあると言われている、資格・認定試験。
そして、その中には「この資格とこの資格ってどこが違うの?」と悩んでしまう、よく似た資格も、たくさんあります。
このコーナーでは、名前が似ていたり、分野がかぶっていたり、一見しただけでは、どこが違うのかわかりづらい資格を、さまざまなアプローチから、比較していきます!
第四回目は「インテリアコーディネーター」VS「インテリアプランナー」
インテリアに関係する人気資格、2つについて検証します。

どんな資格なの?

インテリアコーディネーター:インテリアエレメントを選び、提案を行なう インテリアプランナー:多様な建築物のインテリア企画・設計・工事監理を担う

家具やカーテン、カーペット、照明、内装材などのインテリアエレメントの選択についてアドバイスを行ない、インテリア計画を提案するのがインテリアコーディネーターの仕事です。インテリア商品に関する知識はもちろん、顧客のニーズに応じた計画を立てたり、プレゼンテーションを行なったり、幅広い対応力が求められます。
一方、インテリアプランナーは、室内インテリアのコーディネートだけでなく、オフィス、公共施設、店舗など多様な建築物のインテリアに関する企画から、設計、工事監理までを担うスペシャリスト。建築・製図の知識、工事監理の能力など、より専門的な力が必要とされる仕事です。
インテリア関連の仕事をするのに資格は必須ではありませんが、試験に合格し、認定団体に登録することで、知識と実力を証明できるメリットがあり、就職・転職にも有利だと考えられています。

インテリアコーディネーター、インテリアプランナーの特長

  インテリアコーディネーター資格試験 インテリアプランナー試験
認定団体 社団法人 インテリア産業協会 財団法人 建築技術教育普及センター
受験資格 特になし 特になし(試験合格後の登録には、学歴や実務経験の条件あり)
年齢制限 特になし 受験する年の4月1日現在で満20歳以上
試験地 札幌、盛岡、仙台、高崎、東京、名古屋、金沢、大阪、松江、広島、高松、福岡、宮崎、沖縄 札幌市・仙台市・東京都・名古屋市・京都府・大阪府・広島市・福岡市
受験内容 「一次試験(学科試験)」「二次試験(論文試験・プレゼンテーション試験)」(それぞれ受けることも可能。ただし、二次試験は一次試験に合格しなければ受験できない) 「学科試験」「設計製図試験」(それぞれ受けることも可能。5年以内に両方に合格すれば合格者として認められる)
スケジュール 1回の実施(1次試験:10月/2次試験:12月) 年1回の実施(例年11月)
費用 「一次試験先取りタイプ」10,500円
「二次試験専攻タイプ」10,500円(一次試験合格者のみ)
「基本(一次+二次)タイプ」13,650円
「学科試験のみ」 22,050円
「設計製図試験のみ」22,050円
「学科試験+設計製図試験」26,250円

出典:(社)インテリア産業協会/(財)建築技術教育普及センター(H22年1月現在)

どんな人におすすめですか?

インテリアコーディネーター:インテリア業界で働く人はもっておきたい インテリアプランナー:建築設計事務所、建設会社からのニーズも高い

いずれの仕事も高いセンスはもちろん、インテリアに関する知識や最新の情報が必要です。また、顧客から要望を聞いたり、企画をプレゼンテーションしたり、人と関わる機会が多いので、人と接することが好きでアクティブな人にむいている仕事だといえるでしょう。
インテリアコーディネーターの合格者の大半は女性で、とくに20〜30代前半の若い女性が多いのが特徴です。また、インテリア業界で働く人が6割と、合格者の半数以上を占めています。
一方、インテリアプランナーの合格者は男性 57.9%と男性が多く、平均年齢は30.2歳となっています。建築設計・監理 23.8%など建築関係で働く人からのニーズが高いことが、男性が多い理由のひとつでしたが、近年、女性の合格者も増える傾向にあります。

受験者データ

難易度は?

インテリアコーディネーター:出題範囲が広い一次試験が難関、インテリアプランナー:設計製図でプロとして通用する実力が試される

いずれも、難易度が高いことで知られている試験です。
インテリアコーディネーターの合格率は概ね20%前後で、平成21年度の合格率は21.9%でした。一次試験(学科)の内容が広範囲にわたることもあって、合格率28,1%と低いのが特徴です。一次試験に合格しなければ、二次試験は受験できません。
一方、インテリアプランナーの合格率は25%前後を推移しており、平成21年度の合格率は24.7%となっています。学科試験の合格率は72.3%と比較的高いのですが、設計製図試験の合格率が24.6%と低く、高いハードルになっていることがわかります。

H17年度からH21年度までの合格率の推移

  H17年 H18年 H19年 H20年 H21年
インテリアコーディネーター 20.7% 21.9% 21.8% 21.9% 21.9%
インテリアプランナー 27.9% 24.8% 28.9% 27.5% 24.7%
出典:(社)インテリア産業協会/(財)建築技術教育普及センター

どうやって勉強すればいいの?

インテリアコーディネーター:スクールや通信講座をじょうずに活用、インテリアプランナー:インテリア・建築関係の学校で学ぶのがベター

インテリアコーディネーターの一次試験は概ね、(社)インテリア産業協会が発行している「インテリアコーディネーターハンドブック」の中から出題されるので、まずはハンドブックで基礎を学んでおきましょう。ただし、二次試験に関しては技術的なことが中心なので、実務経験が長い場合をのぞいては、 スクールや通信講座などをじょうずに活用するのが得策です。
インテリアプランナーについては、(財)建築技術教育普及センターより「インテリアプランナー試験問題集」が発行されています。前述したとおり設計製図試験が、かなりの難関。専門的な技術を要求されるので、大学の建築系学科や専門学校などで学び、デザイン事務所や建築設計事務所、実務経験を積みながら、インテリアプランナーを目指すのが一般的です。

取得後の活躍の場は?

インテリア業界も不景気の影響を受けていますが、ライフスタイルに応じた快適な住まいや、高齢者にも安心な住まいへの関心は高まっており、インテリアの専門家に対するニーズは衰えていません。
インテリアコーディネーターは、インテリア用品の製造業や流通業、住宅メーカー、リフォーム会社などで活躍しています。さらに、インテリアプランナーは、インテリアデザイン事務所のほか、内装施工会社、建築設計事務所、建設会社、不動産会社など、建築・不動産分野からも必要とされています。
今後はとくに注目が集まっている建築リノベーションや中古ストック住宅活用などの分野において、インテリアのプロに対するニーズが高まっていくことが期待されています。

POINT!

2011.2.16 up!

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