• e-資格&スキルガイド
  • 徹底比較!とるなら、どっち? VOL.17「サービス接遇検定」と「レストランサービス技能検定」

徹底比較!とるなら、どっち? VOL.17「サービス接遇検定」と「レストランサービス技能検定」 バックナンバーはこちら

日本だけでも1,000種類以上はあると言われている、資格・認定試験。
そして、その中には「この資格とこの資格ってどこが違うの?」と悩んでしまう、よく似た資格も、たくさんあります。
このコーナーでは、名前が似ていたり、分野がかぶっていたり、一見しただけでは、どこが違うのかわかりづらい資格を、さまざまなアプローチから、比較していきます!
第17回目は「サービス接遇検定」と「レストランサービス技能検定」です。
接客サービスに関係する2つの資格について解説します。

どんな資格なの?

サービス接遇検定:接客サービス関係者のみならず、営業職にも活用できる資格 レストランサービス技能検定:飲料サービス業で働く人を対象にした技能検定

サービス接遇検定は、接客・サービスの際に大切な心がまえや専門知識、コミュニケーション・スキルを審査する試験です。接客・サービス業にかかわる人はもちろん、営業職などサービス・スタッフ以外の職種にも活用できます。試験には1級、準1級、2級、3級があり、誰でも受検できます。また、準1級は面接試験のみで、2級の合格が必要になります。
一方、レストランサービス技能検定は、ウェイターやウェイトレス、ホテルの支配人や経営者など、レストラン関係者を対象にしており、料飲サービスの接客に特化した試験です。国の技能検定のひとつで、合格者には「レストランサービス技能士」の業号が与えられます。試験には学科試験のほか、接客マナーや、テーブルサービスのスキルを試す実技試験があります。学生や修行中の人でも受検できる3級から、キャリアを積んだ人向けの2級、1級まで、3段階にわかれています。

サービス接遇検定、レストランサービス技能検定の特徴

  サービス接遇検定 レストランサービス技能検定
認定団体 公益財団法人 実務技能検定協会 社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会/td>
受験資格
・年齢制限
とくになし 原則として以下の条件を満たすことが必要。
<1級>
実務経験11年以上で、2級合格後4年以上
<2級>
実務経験3年以上で、3級合格後 2年以上。または、学校教育法により大学で料飲サービスに関する学科を修めた者。
<3級>
実務経験 1年以上。
ただし、学校教育法により大学、短期大学、専門学校、高等学校で料飲サービスに関する学科を修めた者、職業能力開発促進法によって定められたレストラン等における料飲サービスに関する職業訓練を修了した者は実務経験が不要。
出題範囲 サービススタッフの資質、専門知識 、一般知識 、対人技能 、実務技能 食品衛生、施設管理、公衆衛生、苦情処理、食品の知識、栄養、労働災害、安全衛生、西洋料理の食材・調理法、接客の基本、西洋料理のメニュー、テーブルマナー、各国のワインと飲み物・プロトコール等
試験地 全国各地 学科試験:北海道、東北、新潟、東京、中部、関西、中国、四国、九州、沖縄の10会場で実施
実技試験:北海道、東北(2・3級のみ)、東京、中部、関西、中国・四国(3級のみ)、九州、沖縄の8会場で実施
スケジュール 年2回実施(例年6月、11月) 学科検定:8月下旬
実技検定:10月〜11月に実施

出典:公益財団法人 実務技能検定協会/社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会
平成24年度2月現在

どんな人におすすめですか?

サービス接遇検定:接客を行うあらゆる業種の人におすすめ レストランサービス技能検定:飲食業界からの評価が高い

サービス接遇検定は、サービス業のみならず、さまざまな業界で働く人が、自身の接客やサービスのスキルを証明するために取得しています。また、専門学校(理美容、ファッション、医療スタッフ、航空、観光など)在学中の受験者も増えています。難易度が若干高い1級を取得すれば、資格手当が支給される企業もあります。
レストランサービス技能検定は、ホテルのほか、レストランなどの飲食業界で高く評価されます。3級は学生でもチャレンジ可能なので、早いうちに取得すれば、就活でもアピールできます。さらに、実際にレストランで働きながら上のレベルの合格をめざして自己研鑽を続ければ、着実にキャリアアップできるでしょう。

どうやって取得すればいいの?

サービス接遇検定:じょうずにテキストや講座を活用 レストランサービス技能検定:過去問題を確認し、繰り返し練習

さまざまな団体が、サービス接遇検定の対策講座を開催しているので、じょうずに活用しましょう。参考テキストも出版されており、独学でも十分に対応可能な試験です。
レストランサービス技能検定の学科・実技試験については、過去3年間の問題がHRSホームページに掲載されています。実技については、過去の実技試験問題を繰り返し練習するのがおすすめです。学科対策としては、「料飲接遇サービス技法」「レストランサービストレーニングマニュアル」など各種教本、参考書を使って勉強しましょう。

難易度は?

サービス接遇検定:3級は楽勝でも、1級はハードルが高い レストランサービス技能検定:平均では5割前後の合格率

サービス接遇検定の合格率はグレードによって違います。3級は第31回が89.2%、32回66.6%と比較的ハードルが低く、数ヶ月程度の学習で対応可能な試験です。けれども1級は3割以下の合格率となっており、難易度の高さがうかがえます。
一方レストランサービス技能検定3級の過去3年の平均合格率は56%で、2級42%、1級36%と、レベルがあがるごとに難しくなっています。受検資格として実務経験も必要なため、受検者の平均年齢が3級は20歳 2級28歳、1級35歳とあがっているのが特徴です。

サービス接遇検定の合格率

第31回 第32回
1級 24.6% 31.6%
準1級 81.1% 77.5%
2級 56.9% 54.9%
3級 89.2% 66.6%

出典:公益財団法人 実務技能検定協会

レストランサービス検定の合格率

1級 2級 3級 合計
過去3年の平均合格率 36% 42% 56% 51%

出典:社団法人日本ホテル・レストランサービス技能協会

取得後の活躍の場は?

サービス接遇検定:接客を行うあらゆる業種が活躍の場! レストランサービス技能検定:高級レストランやホテルでスペシャリストをめざす

いずれの資格も取得することで、接客サービスのスキルをアピールすることができます。サービス接遇検定は、小売業、飲食業のみならず、ホテル、金融、鉄道、運輸、病院、派遣会社など、接客を行うあらゆる業種で役立つでしょう。
レストランサービス検定を取得すれば、料飲サービスのスペシャリストとして自信をもって働くことができます。とくに高級レストランやホテル、ブライダル関係など、クオリティの高いサービスを要求される職場で活躍したい人には、ステイタスとなる資格です。

POINT!

2012.3.30 up!

  • サービス接遇検定
  • レストランサービス検定

バックナンバー

どっちコンテンツ

どちらを取得するべき?似ている資格を、さまざまなアプローチから、徹底比較!

PR