徹底比較!とるなら、どっち? VOL.14「DTP検定」VS「DTPエキスパート」 バックナンバーはこちら

日本だけでも1,000種類以上はあると言われている、資格・認定試験。
そして、その中には「この資格とこの資格ってどこが違うの?」と悩んでしまう、よく似た資格も、たくさんあります。
このコーナーでは、名前が似ていたり、分野がかぶっていたり、一見しただけでは、どこが違うのかわかりづらい資格を、さまざまなアプローチから、比較していきます!
第14回目は「DTP検定」VS「DTPエキスパート」です。
デザイン・印刷・出版・広告業界から熱い視線をあびるDTPの資格について、比較してみましょう

どんな資格なの?

DTP検定:目的にあわせて3つの分野がある DTPエキスパート:製版印刷の基礎知識にも重点を置く

DTP(Desktop Publishing)とは、パソコン上で印刷物のデザインを行う技術のこと。いまやDTPデザイナーは、書籍や雑誌などをつくるためには、必要不可欠なシゴトです。DTPデザイナーになるために資格は必須ではありませんが、基本的なスキルを身につけたり、技術を証明するためには、資格の取得がおすすめです。
DTPの資格としてポピュラーなものに、DTP検定とDTPエキスパートがあります。DTP検定は、独立を目指すデザイナーやクリエイターなどに向けたプロフェッショナルDTP(I種)、企画・編集職や広報職向けのディレクションDTP(II種)、社内外向けの資料を作る営業職や事務職をはじめ、すべてのビジネスマンに向けたビジネスDTP(III種)の3つに分類されています。
一方、DTPエキスパートは数あるDTP試験の中でも、もっとも歴史ある試験で、受験者は延べ4 万7千人を超え、合格者は約2万人を数えています。DTPの知識、コンピュータの知識はもちろん、製版印刷の基礎知識にも重点を置いた試験であるところが特徴です。

DTPエキスパート、DTPエキスパートの特長

  DTP検定 DTPエキスパート
認定団体 株式会社ワークスコーポレーション 社団法人 日本印刷技術協会(JAGAT)
受験資格 とくになし とくになし
出題範囲 I種:WindowsX Wordを中心に検定
II種:WindowsとMacintoshの違いや各種アプリケーションソフトの特徴
III種:MacintoshX QuarkXpress・Illustrator・Photoshoなどの総合的な習熟度を問う
「DTP関連知識」「印刷発注側知識」「印刷工程知識」「色の知識」「コンピュータ関連知識」
試験地 全国に約270ヶ所あるテストセンターから、お近くの会場を選ぶことができます。 東京・大阪・名古屋・福岡・仙台(8月のみ)・札幌(8月のみ)« ※開催地は各期毎にお問い合わせください» 、および指定講座会場・団体受験会場
スケジュール 随時試験 年2回実施(例年3月、8月)
費用 I種:16,500円
II種:13,600円
III種:11,800円
20,000円
更新 2年 2年

どんな人におすすめですか?

DTP検定:これから広告・出版分野に就職を考えている人にもおすすめ DTPエキスパート:印刷・製版関係で働く人の受験が多い

DTP検定では、実務で必要とされるコンピュータとソフトの知識と技術が体系的に試験されるので、デザイン・印刷・出版業界にこれから就職しようと考えている人や、企業の広報部などで活躍したいと考えている人にも最適です。

一方、DTPエキスパートはコンピュータ・デザイン・編集・製版・印刷・加工など多岐にわたる高度な知識が要求されるので、印刷・出版・デザイン業界で実際に働いている人の受験が多いようです。実際に、2011年8月に実施された36期試験の受験者をみてみると、印刷・製版関係で仕事をする人の割合が7割を超えています。

どうやって勉強すればいいの?

DTP検定:公式ガイドブックや過去問題集をじょうずに活用 DTPエキスパート:模擬試験やスクールの利用で、出題傾向をつかめ

DTP検定は『公式ガイドブック』や『過去問題集』で学び、独学で受験する人も少なくありません。ガイドブックは全国の書店、パソコンショップで発売されているほか、オンラインショップでも購入できます。また、独学に自信がもてない人は、受験に対応した授業もしくは教育・研修メニューが設置されている認定教育機関で学ぶのがおすすめです。

DTPエキスパートも公式テキストとして『DTPエキスパート受験サポートガイド(改訂7版)』が販売されているほか、実施団体が『DTPエキスパート直前模擬試験』『速解ワンポイント講座』や、通信教育として『チャレンジ the DTPエキスパートコース』 を開催しています。そのほか、専門学校などでも、指定講座が設けられています。

難易度は?

DTP検定:啓錣枠羈單容易、機Ν脅錣鰐麋梢瑤合格 DTPエキスパート:合格率は概ね4〜5割前後

DTP検定の合格率は種別によって違います。例年、啓錣錬供腺軍篩宛紊旅膤蔑┐任垢、脅錣錬騎篩宛紂↓擬錣錬干簑紊旅膤蔑┐箸覆辰討い泙后
一方、DTPエキスパートの合格率は概ね4〜5割前後です。2011年8月に行われた第36期試験の合格者数は321名で合格率は50.1%でした。 そのうち、筆記試験だけの合格率は54.6%で、課題試験の88.9%(提出者のみ)となっています。

DTP検定の合格率

    2007年度 2008年度 2009年度 2010年度
I種 受験者数 150人 178人 120人 90人
合格者数 61人 81人 51人 40人
合格率 40.60% 45.50% 42.50% 44.40%
II種 受験者数 961人 907人 898人 678人
合格者数 526人 499人 431人 381人
合格率 54.90% 55.00% 48.00% 55.50%
III種 受験者数 258人 160人 156人 113人
合格者数 154人 118人 103人 83人
合格率 59.70% 73.80% 66.80% 73.50%

※各年度は4月1日〜3月31日まで

出典:株式会社ワークスコープレーションDTP検定事務局

DTPエキスパートの合格率の推移

出典:社団法人 日本印刷技術協会

取得後の活躍の場は?

DTP検定啓錣牢覿箸旅報部や営業などでプレゼン資料や販促チラシなどを作成する人にも役立つ資格です。また、DTP検定脅錣筍庁圍丱┘スパートを取得すれば、印刷物の制作・管理・発注までの全行程を総合的に管理できるスキルを証明することができ、出版社、制作プロダクション、印刷会社などでの活躍が期待できます。DTP検定擬錣亮萋世蓮▲妊競ぅ福次▲ペレーターなどDTPのスペシャリストとしての実力を示し、出版・広告・印刷業界への就職や転職に大きな武器となります

POINT!

2011.12.26 up!

  • DTP検定
  • DTPエキスパート

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どちらを取得するべき?似ている資格を、さまざまなアプローチから、徹底比較!

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