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徹底比較!とるなら、どっち? VOL.1「色彩検定VSカラーコーディネーター検定試験」 バックナンバーはこちら

日本だけでも1,000種類以上はあると言われている、資格・認定試験。
そして、その中には、「この資格とこの資格ってどこが違うの?」と悩んでしまう、よく似た資格も、たくさんあります。
このコーナーでは、名前が似ていたり、分野がかぶっていたり、一見しただけでは、どこが違うのか、わかりづらい資格を、さまざまなアプローチから、比較していきます!
第一回目は「色彩検定」「カラーコーディネーター検定試験」
どちらも「色」に関する資格ですが、どんな特徴があるのでしょうか。

どんな資格なの?

色彩検定:ファッション系から人気、カラーコーディネーター検定試験:工業分野にも強い

色彩検定とカラーコーディネーター検定試験は、どちらの検定も「色」の知識を問う検定試験です。どちらの検定も、幅広い分野から受験者がおり、試験内容、受験資格などには大きな差はありません。
あえて言うなら、色彩検定はもともとが服飾系団体から始まった資格なので、「ファッション分野に強い」といわれています。一方のカラーコーディネーター検定試験は、商工会議所が主体なので、学術的・工業的な分野に強い印象があります。また、カラーコーディネーター検定試験の1級は「1分野・ファッション」「2分野・商品」「3分野・環境」の3分野に分かれており、より専門性が高い資格になっています。

  色彩検定 カラーコーディネーター検定試験
認定団体 社団法人全国服飾教育者連合会
(A・F・T)
東京商工会議所
受験資格 特になし 特になし
年齢制限 なし なし
試験地 全国 全国
スケジュール 年2回(ただし1級は年1回) 年2回(ただし1級は年1回)
費用 3級:7,000円
2級:10,000円
1級:15,000円
3級:5,100円
2級:7,140円
1級:9,180円
合格ライン 70%前後(難易度により異なる) 70点

色彩検定・カラーコーディネーター検定試験の特長

どんな人におすすめですか?

色彩検定:はじめてトライするなら、色彩検定3級から、カラーコーディネーター検定試験:1級は専門職に有利

データを見ると、色彩検定も、カラーコーディネーター検定試験も、受験者層は圧倒的に10代〜20代が多く、学生が大半です。できるだけ早い時期に3級を取得し、上級資格を目指す人が多いようです。
社会人の受験者は、色彩検定、カラーコーディネーター検定試験ともに、サービス業からの受験が突出しており、製造業(メーカー)、流通・販売・小売業からの受験者も目立ちます。そのほかの職業をみてみると、色彩検定は、IT・コンピューター、ファッション・デザイン、住宅・建築関係の受験者が多いのが特徴です。一方のカラーコーディネーター検定試験は、建設、運輸・通信、金融・保険とより幅広い分野からの受験者がいます。

色彩検定・カラーコーディネーター検定試験グラフ

難易度は?

色彩検定:上級資格になるほど難しい、カラーコーディネーター検定試験:比較的、難易度が高い

どちらの検定試験も、上級資格になるほど難易度があがりますが、とくにカラーコーディネーター検定試験1級の環境分野は、合格率が13,30%(H21年度)と、ハードルの高い試験になっています。
色彩検定に比較すると、カラーコーディネーター検定試験は、理論的に覚えることが多く、若干難易度が高いといわれています。3級、2級の合格率を比較してみても、やはりカラーコーディネーター検定試験の合格率の方が、低くなっています。

2009年の受験者データ

  色彩検定 カラーコーディネータ検定試験
  1級 2級 3級 1級
(ファッション)
1級
(商品)
1級
(環境)
2級 3級
受験者数 3,693 17,948 37,733 418 489 580 8,935 14,878
合格者数 905 9,453 24,786 92 136 60 2,345 7,889
合格率 26.92% 58.24% 71,75% 27.40% 34.00% 13.30% 31.30% 60.60%

どうやって取得すればいいの?

色彩検定:上級資格を目指すなら、対策講座や通信教育を利用、カラーコーディネーター検定試験:まずは、メルマガで情報入手

色彩検定は、A・F・Tが監修する各級の「対策テキスト」や「過去問題集」が市販されており、独学で受験することも可能です。けれども、上級資格を目指すのであれば、独学だけでは厳しいかもしれません。対策講座や通信教育などもあるので、じょうずに利用しましょう。
カラーコーディネーター検定試験の公式テキストも市販されており、商工会議所で対策セミナーも行われています。ただし、1級は1回の試験で、1分野しか受験できないルールになっているので、全分野の合格を狙うなら3年以上の年月が必要となります。カラーコーディネーター検定試験に関する情報を掲載した無料メールマガジン『CLUB PALETTE』が配信されているので、受験を検討する人は登録してみてください。

取得後の活躍の場は?

色彩検定も、カラーコーディネーター検定試験も、取得してすぐ、スペシャリストとしての仕事が保障される類の資格ではありません。カラーコーディネーターを職業にする人は、まだまだ少ないのが現状です。しかし、学んだ知識は、さまざまな分野の仕事に役立ちます。多くの場合、インテリアコーディネーター、インテリアプランナーなどの建築関連資格、メイクアップ・ヘアーなどファッション系、小売関係の資格など、関連資格とあわせて取得し、それぞれの現場で専門知識を生かして活躍することが一般的です。
色のスペシャリストとして活躍する人の大半は、色彩検定、カラーコーディネーター検定試験1級のW取得者。できれば学生の間に少なくとも3級を取得しておき、仕事の現場でキャリアを磨きつつ、上級資格にステップUPしていくのが理想的な方法です。

POINT!

2010.10.27 up!

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